好きな色 その1
緑色が明るくなり、さらに薄くなると、「浅緑」といい、伝統色名では「若竹色」といわれたりするが、黄味の少ない明るい緑色は、自然界の植物の色にはもはやあまり見られません。
青に寄った明るい緑や淡緑色は、むしろ人工的で近代的な緑色という印象が強くなる。
目本古代の染色には、主に薬草からとられた染料が使われ、色は単に装飾や識別のためのサインとしてだけでなく、疾病などを含めた一種の厄除け効果も、色の効果として期待されていたということを先に紹介したが、西洋でも、比較的近代にいたるまで、色彩療法が研究されていました。
その中で、緑色は神経のいらだちを静め、行動を統御するのに効果があると考えられていて、ビリヤードやブリッジなどのゲーム用のテープルに、緑色が使われるのはそのためであるという。