江戸時代の易占家
易は、江戸時代の易占家、平沢随貞が考案したもので、新井白蛾(1715~1793)が普及したものといいます。
さて、その略笠法であるが、まず五十本の笠竹を取り、このなかから一本を抜く。
これは太極になぞらえられるもので、占いには用いられない。
次に、残りの四十九本を左手に持ち、右手でこれを二分する。
右手に取った分(地策という〉を机に起き、これから一本を取って左手の小指と薬指の間に挟む(これを人策という)。
左手の分(天策)を八本ずつ取り分けていき、残り八本以下になったときにその残りを数える。
すなわち、残りが一本なら乾、二本なら党、三本なら離、四本なら震、五本なら巽、六本なら吹、七本なら艮、八本なら坤の卦が得られたとするのです。
これは内卦といい、最終的に求める卦(本卦)の下半分に当たる。
次に、同じようにして外卦(上半分)求める。
さらに同じ作業をもう一度やるのだが、全度は六本ずつ分けていく。
そして、残った本数を数える。
これは之卦といい、本卦の変化した形を示す。
この卦を示すのに算木という長さ九センチほどの木材を六本使うのだが、これを使った呪術というものも存在したらしい。
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